※あくまで私の体験談と考察です。
※この記事では”本=児童書や小説”を指しています。
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子供には本を読んでほしい
自分が本を読む・読まないに限らず、多くの親は「自分の子には本を読んでもらいたい、好きになってもらいたい!」と思いますよね。
本を読むことによって多くのことを知れますし、また著名な方々は読書家が多いです。
私は本を読まない子でした
私の読書量
今はジャンルの偏りはあるものの、それなりに本を読みます。
小学生の頃は朝の読書活動以外で本を読んだ記憶はほとんどないです。
中学生の頃は芥川賞を受賞した作品等、話題になった本を読む程度、高校生・大学生の頃は本屋でなんとなく気になったエッセイ本を読む程度でした。
私の母は本が大好き!本の虫!
私の家族
父はあまり本は読まないものの、新聞は毎日欠かさず読んでいました。
私の母は時間があればずーーーっと本を読んでいる人です。いわゆる本の虫!
そんな母なので、もちろん本屋も図書館も毎週のように連れていかれました。
私が本屋や図書館に行って読んでいたもの
私は小学生の頃、お菓子作りや、裁縫・手芸が大好きな子でした。(クラブ活動ではもちろん手芸部でした♪)
よって、お菓子作りのレシピ集や手芸の本や雑誌をよく読んでいました。
どうすれば本を読む子になる?
なぜ本を読まなかったか
本屋や図書館に頻繁に行っていても、なぜ他の本を読まなかったか。
理由は一つ、たくさん本がありすぎて何を読んでいいのかわからなかったから、です。
子供って膨大な量から好きに選んでいいと言われると逆に困ってしまうんですよね。
また、本は身近にあるけれど読むことには慣れていないので、”本=文字がいっぱいで難しそうなもの”という先入観を持ってしまったのも原因だと思います。
私が考えた、本を読む子にするには…
きっかけが大事!
まず、本には面白いことが書いてある!ということを子供に教えてあげましょう。
絵本と違って字ばっかり…抵抗を感じる子はいます。実際私がそうでした。
抵抗を感じる子であれば、最初のうちは読み聞かせがいいかもしれません。
その場合は子供と一緒に本を見て、字を追いましょう。たくさんの字が書いてあることに慣れてきます。
本の紹介をする
- 自分が昔好きだった本を紹介する
→簡単なあらすじまで伝えられると◎、読んでみようかなと思いやすくなります - 子供の年齢にあった本を紹介する
→グリム童話、『10分で読める伝記 一年生』 等
子供が好きなこと・興味のあることから本を選ぶ
お料理に興味のある子を例にしてみると…
- 料理家の書いたエッセイ集を勧めてみる
→親がまず読んでみて、子供が読めそうかどうかを確かめておく必要はあります - こまったさんシリーズを紹介する 等
ただし、読み切ることを強制しないこと
最後まで読むことは大事なことですが、読み切ることを強制したり、なかなか読み進まないからといって怒ったりしないでください。
大人でも「あれ?あんまりこの本、好きじゃないかも…。」となることはありますよね。
親が一生懸命探した本でも、面白いかどうかを決めるのは子供です。
内容は面白いけど、一文一文が長い・単語が難しい、で読むのをやめることもあります。
また、特に几帳面な子や真面目な子は無理して読み切ろうとしている場合もあります。
最初のうちは、子供が「やっぱり本って難しい・読みたくない…。」と嫌いにならないように注意しましょう。
新聞も同じ
もし子供に新聞を読んでもらいたいなら、まずは小さな記事でもいいので子供にその新聞記事を見せながら話題にしましょう。
ポイントは”新聞記事を見せながら”です。
大人が思っている以上に子供は新聞に興味もないですし、身近なものに感じていません(図工や書道の授業に持っていくもの、程度です。笑)。
- まずは身近に感じさせる
→そのためには興味を惹くことが書いてある記事を探しましょう。 - 新聞を見せながら話題にする
→子供に、自分の興味のあることが新聞にも書いてあるんだ!と認識させる。 - ①②を地道に繰り返していく
まとめ
子供は面白い!と思うものは大好きです。
読書もまた同じで、まず「本って面白い!」と感じなければ本を読むことはしません。
また、本は膨大な作品量があるため、逆に子どもにとっては何を読んでいいのかわからなくなってしまうことがあります。
お母さんやお父さんが好きだった本を紹介したり、お子さんの興味のあることから本を探すことで、本が大好きになるきっかけとなる作品に出会えるのではないでしょうか?