現在、息子はモンテッソーリ教育を行っている幼稚園の未就園児クラスに通っています。
モンテッソーリ教育特有の「お仕事」や、プレ幼稚園の雰囲気をお伝えできればと思います♪
△ モンテッソーリ教育を受けさせたいなら必読です!
Contents
モンテッソーリ教育ってどんな感じ?
モンテッソーリ教育といえば、
- 縦割りクラス
- 「おしごと」と呼ばれるモンテッソーリ活動
- ピンクタワー等の独特の教具
が特徴的な教育ですね。
縦割りクラス
息子の通う幼稚園では、朝のお集りや昼食は学年ごとですが、行事や一斉保育のときは異年齢で構成された縦割りクラスになります。
縦割りクラスでは年長児と年少児のペア、年中児と未就園児クラスのペアが組まれており、大きい子が小さい子の面倒を自然にみるかたちになっています。
大きい子は小さい子をいたわり、小さい子は大きい子に対して憧れや尊敬をいだく、というモンテッソーリの考えが反映されています。
「おしごと」と呼ばれるモンテッソーリ活動
【準備中】
ピンクタワー等の独特の教具
【準備中】
プレ幼稚園(未就園児クラス)の様子
私の息子が通っているプレ幼稚園は少人数制・保護者参加型で、未就園児クラスだけの活動の時間以外は在園児の子たちにまじって同じカリキュラムで過ごします。
一日の流れ
~10:00 登園、自由活動
10:00~10:30 朝のお集り
10:30~11:00 一斉保育、外遊び
11:00~12:00 未就園児組だけで活動
12:00 降園
朝9時頃~10時の間に登園し、荷物の整理が済んだら自由活動の時間になります。
自由活動の時間は「おしごと」や工作をしている子がほとんどです。
「おしごと」は教室にある棚から自分のやりたいことや教具を探して自分の席に持っていき、自分が満足するまでそのおしごとをします。
やりきったと思ったら教具を元の棚に戻して、またおしごとを探して…の繰り返しです。
だいたい10時くらいになると先生がピアノを弾き始めるのですが、これが朝のお集りの時間がもうすぐ始まりますよ、の合図です。
合図があったからといってすぐにお仕事を中断する必要はなく、だいたい10分弱は先生がピアノを弾いているのでキリが良いところで終わりにしましょうといったスタンスです。
朝のお集りは挨拶、出席、今日の伝達事項、といった感じです。
朝のお集りが終わるとプレクラスに年中児のペアのお兄さん、お姉さんがお迎えに来てくれて園庭に出るまでの支度のお手伝い(トイレの案内、帽子や靴を履くなど)をしてくれます。
園庭に出てからは自由遊びの時間が15~20分くらい、それからは一斉保育の時間になり、一斉保育は園児全員でダンスやランニングをします。
一斉保育が終わるともう11時くらいで、各学年ごとのカリキュラムになります。
プレ組は巧緻性を養う工作が多く、モンテッソーリ教育「セガンの三段階レッスン」が取り入れられています。
セガンの三段階レッスン
セガンの三段階レッスン
モンテッソーリ教育「言語教育」の一つです。
- 記銘 ものと名称を結びつける
例:「これはハサミです。」 - 保持 繰り返し聞いてものと名称の結びつきを強くする
例:「ハサミはどれかな?」 - 再生 ものに対応する名称を答えさせる
例:「(指をさして)これは何ですか?」「ハサミです。」
工作が終わるとだいたい12時前後で、帰りのお集り(未就園児クラスのみ)をして降園、プレ幼稚園の一日が終わるといった感じです。
私の感想
プレ幼稚園のメリット・デメリット
メリット
- 子供が幼稚園に慣れること
- 親は幼稚園の先生と顔見知りになれること
- ママ友ができること
デメリット
- 費用がかかること
→幼稚園によってまちまちです。制服が必要なところもあります。 - 子供の成長を比べがちになってしまうかも?
モンテッソーリ教育について
世の中には様々な教育がありますが、どんな教育法も万能ではありません。
それはもちろんモンテッソーリ教育にも言えることで、やっぱり向き・不向きはあると感じます。
細かい作業が好きな子、従順で素直な子、自分の意志を伝えられる子が向いているように感じます。
反対に、体を動かす遊びが大好きな子や、自由に遊びたい子(大人の指図が苦手な子)にとっては窮屈な環境になってしまうかもしれません。
また、幼稚園の3年間、モンテッソーリ教育を受けたからといって、卒園後の子供に劇的な影響を及ぼすかといわれると……。
モンテッソーリ教育を有意義なものにするのであれば、モンテッソーリ教育の理念を理解し、幼稚園だけではなく家庭内でも取り入れ続ける必要があると思います。
「モンテッソーリ教育」の関連書籍
お母さんの「敏感期」 相良敦子著
モンテッソーリ教育で子供の本当の力を引き出す! 藤崎達宏著
モンテッソーリ子育て~はじまりはお家から~ 藤崎愉美著