可愛らしい絵とお話で春夏秋冬の行事や植物、生き物が描かれている『かばくんの はる なつ あき ふゆ』。
子供に「季節」を教えるのにうってつけの絵本です♪
この本の唯一の弱点が答えが載っていないこと…!
今回、調べてみたので是非参考にしてください^^
Contents
春の答え
7ページ
ツバメ、ツクシ、梅にとまっているメジロ
タンポポ、青虫、チョウ
カエル、おたまじゃくし、レンゲ
梅にとまっている「メジロ」
絵本ではこちらの鳥さんが描かれています。
この鳥さん…ウグイスではありません!!
『メジロ』です。
鳴き声は「チュン」、普通の鳥の鳴き声です。
本物…というか、「ホーホケキョ」と鳴くウグイスはこちら。
地味…ですね。笑
臆病な性格なので人前には滅多に姿は現さないそうです。
ちなみに…
「梅に鶯」という言葉がありますが、取り合わせの良い二つのもののたとえです。
決して梅に鶯がとまっていることを形容しているわけではないのでご注意を。
9ページ
桜、うぐいす餅と桜餅
ワラビ、春キャベツ、たけのこ
イチゴ、アスパラガス
ふきのとう・ふき、グリンピース、菜の花
うぐいす餅と桜餅
絵本に描いてある右のお菓子は「桜餅」。
もっと詳しく言うなら、関東風の長命寺桜餅です。
左は「うぐいす餅」になります。
形や色をウグイスに似せているため、うぐいす餅。
ちなみに、うぐいす色については諸説あるそうです。
気になる方は調べてみてください♪
11ページ
梅、ぼんぼり、お内裏様、お雛様
ひしもち、おとそ(さかづき、ちょうし)、ひなあられ
こいのぼり、ちまき
アヤメ、兜
こいのぼり
端午の節句に飾る「こいのぼり」。
矢車、吹き流し、真鯉(紺色)、緋鯉、子鯉。
こいのぼりが始まった江戸時代には真鯉しかいませんでしたが、明治時代になると緋鯉もあげるように。
ちなみに緋鯉はお母さんではなく子鯉だそう。
童謡「こいのぼり」でも♪小さい緋鯉は子供たち~と歌いますね。
時代は進み、昭和になると子鯉(緑色やオレンジ色など)もあげるようになり、
真鯉=お父さん、緋鯉=お母さん、子鯉=子供たち、という認識になりました。
アヤメ
絵本にはアヤメの絵が描かれていますが、端午の節句に用いられる菖蒲(ショウブ)ではありませんのでご注意を…。
ちなみに、ショウブ・ハナショウブ・アヤメ・カキツバタは全部違う植物です…!
夏の答え
15ページ
ビーチパラソル、水着、海パン、ビーチボール、ビーチサンダル
スイカ、貝殻、浮き輪
クラゲ、カニ、ヒトデ
17ページ
麦わら帽子、虫取り網、虫取りカゴ
カブトムシ、セミ
クワガタ、ホタル、カマキリ
19ページ
うちわ、ぞうり、風鈴
素麺、蚊取り線香、花火
アイスキャンデー、かき氷、とうもろこし
ぶたの蚊取り線香(蚊遣豚)、桃、さくらんぼ
秋の答え
23ページ
イチョウ、松ぼっくり、もみじ
どんぐり、クツワムシ(緑色)、コウロギ(茶色)
ススキ、スズムシ、キキョウ
25ページ
りんご、くり、柿
きのこ、サンマ、梨
ぶどう、焼き芋
お月見
冬の答え
29ページ
ナンテン、ツバキ、つらら
みのむし、雪だるま、ヒイラギ
フクジュソウ、雪うさぎ、スイセン
ナンテン(南天)
開花時期:6~7月 白い花を咲かせます
秋に赤い実をつけ、鳥が食べない限り冬の間見ることができます。
実を乾燥させたものには咳止めの効果があります。
『南天のど飴』が有名ですね。
フクジュソウ(福寿草)
別名:元日草、朔日草(ツイタチソウ)
開花時期:2~3月
旧暦のお正月頃(2月)に咲き出すことから元日草や朔日草といった名前がついたそうです。
ナンテン(南天→「難転」)とフクジュソウ(「福」寿草)のセットで「難を転じて福と成す」といわれ、縁起物の飾りつけとされます。
31ページ
ニット帽、マフラー、電気ストーブ
セーター、ダッフルコート
おなべ、おでん、あんまん・ぶたまん
33ページ
サンタのキャンドル、クリスマスツリー、クリスマスのブーツ
ターキー、クリスマスケーキ
鏡もち、お年玉、凧
はごいた・羽根、門松、お雑煮
はじめまして。
つい最近こちらの絵本を購入しましたが、分からないのが多かったので助かりました!
私も覚えたいのでシャーペンで記入しました笑